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偏光レンズQ&A

Q1:「へんこうレンズ」って何なんですか?

A1:「偏光レンズ」と書きます。一般的に光はあらゆる方向に振動していると考えられています。
その光を一定方向に振動する光線だけ通すフィルタ−膜の入ったレンズのことを偏光レンズと言います。

偏光膜はPVA(ポリビニールアルコール)などのプラスチックを延伸(引き伸ばす)して分子の向きを揃え、
ヨウ素や染料で着色したもので、細かなPVAスリットの集合体です。
この細かなスリットに光の垂直な振動波(光の縦波)だけがスリットを通過するので
光の振動方向がそろいます。
水面や路面、色んな反射光を取り除き、スッキリ、クッキリと見えるようになるのが偏光レンズの特長です。
2枚の偏光レンズを直交させると真っ黒になり、光を通しません。
レンズを通過した偏光が直交された偏光レンズで遮られたことが分かります。
一般的に「偏光レンズ」のことを「変光レンズ」。色の変わるレンズと思っておられる方もおられます。
このレンズは調光レンズと言います。太陽光によってレンズの色が変化します。

Q2:偏光レンズはどんなところで使用すれば良いのですか?

A2:一般的には太陽の強いアウトドアでご使用ください。
特に機能の発揮されるのは、釣りで、水面の反射を抑え、水中を見やすくします。
反射のキラギラを抑え、疲れを予防します。
ドライブでのご使用も路面状況を把握でき、車からの反射を抑え、道路標識もよく見えて快適です。
スキー、スノーボード等の雪面上で、凸凹が見やすく、快適に滑走できます。

Q3:「アカ抜け」とは何ですか?

A3:ポリカーボネート製偏光レンズは製造時に高温となる為、染料系の熱に変色しないタイプを使用しています。
一般的に、熱に強い染料タイプではアカ色部分の可視光線透過率を十分に抑えることが出来ず、
水面での強い反射光が赤く見える現象をいいます。
使用している染料により、反射光がグリーンや、青、アカ、白等に見えます。
アカ系統の色を強調して見たい時にはこのタイプのレンズがお奨めです。
車載のカーナビ、野外使用の液晶パネル等では、熱に強い染料タイプの偏光膜が使用されています。

Q4:ポリカーボネートレンズは割れないと聞きますが?

A4:絶対割れない事はありません。
防弾ガラス、機動隊の盾、アーケイドの天井の透明板、ヘルメットフェースシールド、車のヘッドライトカバー等
耐衝撃性を求めるところではポリカーボネートの使用は常識です。
いかなる物質でも取り扱いを誤ると破損につながります。
特に溶剤類(アセトン、ベンジン、シンナー、ラッカー薄め液)でレンズを拭かないで下さい。
レンズのクラックや割れの原因となります。

Q5:偏光レンズはどんな枠にも入れることが出来ますか?

A5:CR39偏光レンズはフルリム枠に入れてください。他の枠は小売店でご相談ください。
ポリカーボネート偏光レンズはフルリム、ナイロール、ツーポイント、ワンポイントの枠に入れることが出来ます。

Q6:サングラスの枠に偏光度付レンズを入れたいのですが?

A6:どのような形態のサングラスかによります。
枠カーブが6カーブ(一番多いカーブ)か8カーブ(ハイカーブと呼ばれ、顔を巻き込むようなレンズ)か?
枠のサイズが大きいか、小さいか?
レンズと留める形式がフルリムか、ナイロールか、ツーポイントか?
ポリカーボネート偏光度付レンズ(Pola Sky)の制作度数範囲であればOKですが、
サングラス枠はサングラスレンズのみを対象とした 枠の作り方がされている場合があります。
サングラス枠を選んで、眼鏡店でご相談ください。

Q7:マラソン選手の掛けている一眼レンズは偏光レンズですか?

A7:全てが偏光レンズとは言えません。
しかし、道路の照り返しの強いときは偏光レンズが軽く、見やすいのでお奨めします。

Q8:ドライブに偏光レンズを使用しても問題ありませんか?

A8:最近の車ではまったく問題ありません。眩しい晴天時には特に有効です。
しかし、トンネルや、夕方、暗いところでのご使用はしないで下さい。
昔の車(1987年以前)のフロントガラスは風冷強化ガラスが使用されていました。
このガラスは偏光レンズを通してみると、表面歪みが見えて、一部分が曇った様に見えます。
この場合は運転には不適当なので、ご使用しないで下さい。